あぶらや式『株式投資法』
準備編

                                        著作権:「よろず商い あぶらや」
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                                         最終更新日:2007年3月4日



はじめに、

あぶらやの株投資に関する知識をこのページで公表してます。

ちょっと物足りないと云う方もおられると思いますが、これ以上になると有料と云うことにさせて頂きます。

数ページにわたって解説していますので、時間のあるときに拾い読みして下さい。


初心者のために

何事も初めが肝心です。

初心者や経験の浅い人は、始めから読んで下さいね。

それでは、始めます。


 1−1.『会社四季報』は、必ず一度は買って読むこと!!

 初めての方ほど、いきなり口座を開いてやみくもに、株式の売買をされる方がいらっしゃいますが、非常に危険です。かといって、株式投資の本を1冊買って、読み終えると途端に、売買を始められる方も危険です。

 また、ビギナーズラックと言って初心者でも無心に売買するとうまく儲かってしまう場合もあります。これで自分には株売買の天才的な素質があるのだなどと、自己過信してしまう方もいらっしゃいます。よくあることですが、これは非常に危険です。

 株の投資も3年やっていられれば、一人前と見てくれるようです。それは逆に3年待たずに、株式投資から撤退される人が多いことを物語っています。

 これからの方も、既に始めてしまっている方も、まずは基礎知識を徹底的に、マスターすることが必要なのです。

「会社四季報」は株の売買のバイブル(聖書)のようなものです。企業の動向は当然、株式の売買ルール、ストップ高の基準やその他基本的なことが書いてありますので、用語辞典なども併せて必ず一度はお読み下さい。

古いものも過去との比較をするなど何かと役に立ちます。捨てずに保管しましょう。いろいろな会社から出版されていますので、本屋さんで購入するか、下記をクリックして購入して下さい。

 

 1−2.『株式投資のノウハウ本』も必ず1冊位は読んでおいて下さい。

  <おすすめ図書>


いろいろな本が出ていますが、高ければすごいことが書いてあると云うわけではありません。

以前に6千円もするテクニカル指標の本を買いましたが、中身は学術論文みたいなもので、さっぱり分かりませんでした。

初歩的なものから読んで、だんだん難しいものを買って読むようにしたほうが、身に付くと思います。

ちなみに、証券会社の役員をやっていたような人の書いたものはあまり役立ちません。
一般的な解説と昔の市場動向が書いてあるだけで、現在の状況には合っていません。

また、『株で○億円儲けた』とか、『100万円を○億円にした』とか云う類も、少しは参考になりますが、そのやり方がみなさんにまね出来るかは疑問です。

近道はありませんので、株式投資の仕組みを理解し、実際の取引経験をすることによって、自分のノウハウを深めることが重要です。



 1−3.準備するもの

@記録するための道具

情報収集をする前に、専用のノートを用意して、どんなことでもメモすることをお勧めします。

パソコンのメモ帳でもいいですが、売買時に見ながら出来るという意味では市販のノート・手帳・メモ帳のほうが便利と思います。

電車の中でも仕事中でも、思いついたことや聴いたり見たりしたことを、さっさと記録できる大きさが便利です。

Aパソコン

現在はいろいろな会社から安い製品が出ていますが、処理スピードが速いほうが良いと思います。

パソコンだけスピードが速くても、インターネット回線のスピードのが速くないと意味か有りません。

また、データを一時的に記憶するメモリは、1G(ギガ)バイト程度有ったほうが、他のプログラムが動いていても問題なく使えます。

その他、複数のパソコンを使用するかは投資スタイル(ディトレーダでやるのか気長にやるのか)によりますので、経験を重ねてから検討すればよろしいと思います。


Bインターネット接続

これは技術的で難しい話になりますので、現在ご使用のプロバイダさんに相談されるのが一番ですが、出来れば光通信などの出来るだけ通信スピード速いものの方が良いと思います。

特にデイトレードなどでは、一瞬で勝負が決まる世界ですから、スピードは命です。


現在、ホームページで使わせて頂いているBIGLOBEさんの光ネット紹介ホームページはこちらです。




B証券会社の口座開設

a)取引形態

口座を開設する場合、『現物取引』と『信用取引』の2通りの取引形態があり、それによって口座の開設方法も異なります

株券を現金を出して買うことを、『現物取引』と云います。

『現物取引』の場合は、購入する株の株数×株価分と取引手数料が、証券会社の口座に入金されて残金として存在していることが前提となります。
※別途、株式の保管料等が掛かりますので、証券会社の窓口やホームページで確認してください。



もうひとつは、口座残高の3倍以上の価格の売買が可能な『信用取引』です。

でも信用取引は、30万円だと100万円で買える銘柄も買えてお得に見えますが、100万円の株が30間円下がれば、損失分30万円が口座から差し引かれますから、あなたは資金を全て失うことになり、資金はゼロになります。

しかも、それ以上下がれば更に損金を証券会社に収める必要があります。(追証:”おいしょう”)
※口座の残金が追証率25%以下になると、3営業日以内に25%以上になるように証券会社から入金の督促があります。これを守れないと口座は閉鎖され、損が発生していた場合はその分の入金が強制的に促されます。これは借金と同じですから、証券会社に収めなければなりません。これによって財産を失い、一家離散という深刻な事態になる人もおりました。くれぐれも『信用取引』は注意が必要です。

以前、信用取引は300万円以上が証券会社の取引口座にないとさせてもらえませんでした。

現在は10分の1の30万円でも信用取引が可能な証券会社がほとんどです。

通常、『信用取引』では経験や資金などを提示して、証券会社の審査を受けることになっていますが、最近ではそれほど厳しくはないようです。


b)証券会社の選定

 どの証券会社にするかは、これも投資スタイルによって異なります。
ディトレーダとして活躍するのであればネット専用の証券会社のほうが便利な機能が提供されますが、IPO(新規上場)銘柄を狙うのであれば大手の証券会社のほうが当選確率が高くなるなどのメリットがあります。

複数の証券会社に登録して、その時々のトレード(株の売買)に合った証券会社を使い分けている方が多いようです。

但し、たくさんの投資会社の口座を開設すると、それぞれに投資資金を分散することになりますので、投資効率が悪くなったり、管理も面倒になりますので、よく検討してみて下さい。

最初は、いろいろ質問に答えてくれそうな証券会社をひとつ選択されるほうがよろしいと思います。

必要性に応じて証券会社を増やしていくのも良いかと思います。

以下に、証券会社の比較を掲載しているホームページを紹介しておきます。


おすすめ証券会社 徹底比較 

ネット証券比較


価格.com−ネット証券会社の取引手数料・サービス比較



C投資資金の準備

それでは、『投資資金』はいくらあればいいのでしょうか?

投資はゆとりのある資金で行うのが、鉄則です。

『もし、そのお金を失っても家計や会社にとって困ることの無いお金』で運用することです。


無くなって困るお金は、投資に使ってはいけません。

取引形態によっても準備資金が異なりますが、

実際の投資(株式購入)に必要な金額の2倍以上は用意して下さい。


Dこころの準備

 初めての方ほど、こころの準備が出来ていません。

儲けることばかりを考えて、そのお金が無くなったらどうなるかを考えていません。

投資は、自分を試し・鍛える試練の場です。

必ず失敗はあります。

失敗してもやりぬいていく『こころの準備』が必要です。

儲けるまでやり抜く、自信が無い人は、この先に行くことは禁止します。

こころの準備が出来た人だけ、『次ページへ進んで下さい。』


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それでは、皆さんの活躍を期待しております。


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